2007/12/20(木)「下さい」と「ください」

夕刊フジですけど,こんな記事を見かけました.
http://www.yukan-fuji.com/archives/2007/12/post_11845.html

以下,引用.

 文部省(現文部科学省)は以前に、公用文における表記の基準を示しており、それに従うと「クダサイ」の書き分けは次のようなものとなる。

 まず、私たちが普段使う「クダサイ」は意味上、2つに分類される。

 1つ目は、「りんごを3つクダサイ」というように、実際に何かを手に入れたくて「与えてほしい」と頼むときの「クダサイ」。で、このときは漢字を使って「下さい」と書くのがよい。

 2つ目は、「書いてクダサイ」「お越しクダサイ」など、動作を表す語に付けて、そのような動作をしてほしいと依頼するときの「クダサイ」である。こういう場合の「クダサイ」は補助動詞用法などと呼ばれ、表記は仮名書き、つまり「書いてください」「お越しください」と書く決まりになっている。

なるほど.こんな使い分けがあったのですね.なんとなくそんなイメージはあったものの,きちんと考えたことはありませんでした.次から作成する文書では気を付けることにします.